21年度診療報酬3.5%増に

 

 

 社会保険診療報酬支払基金(中村秀一理事長)は6月21日、平成21年度診療分の診療報酬等確定状況を発表しました。件数・金額ともに対前年度3.5%の伸びでした。

 確定件数は8億5939万件で、対前年比3.5%の伸びとなります。20年度は▲3.8%でしたが、21年度はプラスに転じました。

 制度別では、医療保険が7億6475万件(0.5%増)、生活保護や自治体医療などの各法に基づく診療は9463万件(37.0%増)です。うち生活保護は3720万件(9.5%増)、その他は5743万件(63.3%増)です。

 診療種別にみると、医科2.9%増、歯科1.7%増、調剤5.6%増となります。

 確定金額は9兆6446億円で3.5%増。20年度は3.6%増でほぼ同程度の伸びでした。確定金額のうち医療保険は7兆7618億円(2.3%増)、各法1兆8822億円(10.2%)。各法のうち、生活保護は1兆4485億円で7.8%の伸びとなり、その他は4337億円で19.2%の伸びとなっています。

 診療種別では、医科3.2%増、歯科▲0.8%、調剤8.0%増です。

 件数、金額ともに「各法」の伸びが高いことについて、支払基金は「地域単独医療費助成事業に関する審査・支払事務の受託の拡大により、乳幼児等の医療が増えた」と説明しています。

 同日、21年度(21年5月〜22年4月審査分)における特別審査委員会の取り扱い状況も発表されました。医科は1万3886件(対前年比8.5%増)です。このうちDPCレセプトが増えており、42.1%増の4507件でした。 審査対象明細書の請求点数の合計は69億726万点で、そのうち査定点数は2億1705万点(査定率3.14%)です。