喫煙者は男46.8%、女11.3% (健康)

 

 厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室が4月21日に公表した「平成15年国民健康・栄養調査結果」によりますと、現在習慣的に喫煙しているのは男で46.8%、女で11.3%にのぼり、男は30代、女は20代が最も多いことがわかりました。

 同調査は、「国民栄養調査」を拡充したもので、今回はたばこに重点化し調査しました。対象は15年11月1日で満1歳以上の者です。調査数は4160世帯です。以下概要を見ていきます。

 たばこが健康に与える影響は、「とても気になる」と回答したのは女では5割以上、成人男性では3〜4割です。平成10年調査に比べ、回答者は5.1%増加しました。

 たばこが健康に与える影響の知識では、肺がん、妊娠への影響は8割以上と高かったのですが、胃潰瘍、歯周病、脳卒中、心臓病では5割未満です。

 習慣的な喫煙者のうち、「たばこをやめたい」は男で4人に1人、女で3人に1人です。「やめたくない」は男で4人に1人、女で5人に1人でした。

 習慣的な喫煙者のうち、禁煙を試みたことがあるのは、男の約5割、女の約6割です。男女ともに1日11本〜21本喫煙が最も多く、40〜50歳代の男の約2割は31本以上喫煙しています。また、非喫煙者や1ヵ月吸っていない者のうち、家庭や職場で受動喫煙の機会が多かった者ほど血中ニコチン濃度が高くなっています。

 一方、30〜60歳代男の3割以上が肥満、20歳代女の2割以上が低体重(やせ)でした。また、30歳〜60歳代男の約3割が上半身肥満の疑いでした。

 厚生労働省では、@運動不足、喫煙率が高い20代女性、A肥満、運動不足、脂肪エネルギー比率が多く、野菜摂取不足、喫煙者が5割以上の30、40代男性をターゲットに生活習慣病対策を強化する方向で検討する方針です。